露出の裏には広報さんのリレーションがある(ことが多い)

引き合いに出した記事が、知っている広報さんの提案した案件だった

今日は4月から東京に異動になるメディアさんと、送別ランチに行っていました。
そのメディアさんが以前書いていた署名記事を読み、「先日書かれていたあの記事の◯◯版で、私の持っている◯◯のネタでこういうまとめ記事はどうですか?」とご提案しました。すると「見てもらったあの記事。某広報さんが自社のネタと合わせて、他社情報もくれたんです。ご紹介いただいた事例が良かったので、下調べをする手間が省けて記事にできました。」とのこと。

日々見ているネタは、知っている広報さんが裏でご提案をされているケースが多かったりするので、さすがだなと思ってその広報さんの顔を浮かべていました。(わたしのご提案は情報が足りませんでした。へこむ。)
私も引き続きメディアさんにすんなりご提案を受けていただけるように、他社事例も合わせてご提案をしなくては、と改めて思いました。(そしてへこんでいました。)

すべったけど他社広報さんに助けられ、思わぬネタが取材してもらえそう

うまくいかなかったなーとひとり顔色を悪くしていたものの、ご一緒していた他社広報さんが横から「最近の永井さんは、他にどんなネタがあるんですか」と助け舟を出してくださいました(というか、いつも奇想天外なネタを持っていたので普通に興味を持ってくださっていた)。
そこでお話していたいくつかの事例のひとつが記者さんにささり、「他の業界で企画を出そうと思っていたけど、そっちの業界の方が読まれそう。こないだも◯◯の業界をこのキーワードで切った記事がすごい読まれたんです。社内で企画を出してみたいんですが、なにかデータ・事例・業界のことを語れる人をご存知だったら教えてください」と思わぬネタを拾っていただきました。
その業界は長くやっている分野だったので、よく取り上げられるデータも事例もコメンテータも知っていたのですぐ出しました。そう遠くないうちに企画を通していただけそうです。

何年広報やっていても、想定と別の話題に興味を持ってもらうことがよくあります。色々準備しておくにこしたことないなーと思いました。あと、ひとりですべるとただただ落ち込むけど、二人いると笑ってあとから話せるので助かるなと思います。ひとりで対峙してたらたぶん落ち込んで口数が少なくなって、他の話題を話す元気もなくなっていたと思うので、今回は助け舟まで出してもらえて取材にもつながりそうだしものすごくラッキーでした。

この記事を書いた人

永井玲子

永井玲子

広報PR(2021.01〜フリーランス)良いなと思った関西含む地方の人・物・サービスを全国へ発信/PR初心者向けオンラインサロン運営/カニンヘンダックス(愛犬)を溺愛/スキューバダイビング/インドネシア語/ペン字/ポルノグラフィティ/疲れたらふかふかしたものを食べたい